治療家の方へ


天心治療院では、氣のバランスを整える事に焦点を置いた、独自の「新経絡治療(バランス鍼法)」を確立し、治療を長年行っています。早いもので「新経絡治療(バランス鍼法)」の原稿を起こしたのは、1990年出版の「医道の日本」26年も前の事です。

 

このホームページでは医師や治療家の諸氏に対して経絡の存在確認とエネルギー「気」の受信の体得と、エネルギー「気」の変化に対応する治療法を伝える内容に力点を置いています。東洋医学の本質を正しく理解して悔い無き治療人生を得て頂きたく公開している次第です。

 

天心治療院 院長 近藤哲二

 

近藤哲二
近藤哲二

 はじめに


 人間には奥深い生命のからくりが内在していることを受け入れることが必要です。

 東洋医学を大別すると漢方(生薬)と経絡に分類できます。漢方では生薬を身体の症候に応じて処方して疾病の改善を行つています。経絡に関しては余り重要視されていない傾向があります。それは、経絡の存在が証明されていないことに原因があるようです。ですが、経絡内のエネルギーを正しく操作していくと驚くべき結果が見えてきます。

 経絡内のエネルギーは導管を持たない内分泌腺を主体とする存在で、正中線を循環するチャクラエネルギーを引き継ぎ、そのエネルギーが腹部の中央にある中脘穴より左右十二経絡へと引き継がれて循環しています。このエネルギーは身体内外の情報や身体環境の変化を伝導し、組織細胞の営みを反映し、かつ、身体を滋養する役割を担っています。現在まで余り重要視されていなかった内容です。この経絡内のエネルギーには、特別な特質が備わっています。一つには、身体の一部に外圧が加わると過剰帯電していた経絡内のエネルギーがあれば、そのエネルギーは頭より足へと下降するように変化し、常に均衡を保とうとする動きが自動制御されていることを確認することができます。また、痛みや各種不定愁訴に関しては経絡間のエネルギーバランスに均衡を与えてやると、痛みや各種不定愁訴などは瞬時に消えしまうのです。経絡内のエネルギーに均衡を与えると痛みや各種違和感だけでなく身体の損傷や組織異常に関しても修復するように作用し出すのです。痛みや不定愁訴やあらゆる疾病も経絡間のエネルギーに均衡を与えるだけで、身体内には自らの力で修復する自然治癒力が働きだし、細胞組織や臓腑を蘇生させるように変化させることができるのです。単に、経絡内のエネルギーに均衡を与えるだけで生体の体細胞を蘇生させることができる事など今まで考えられたでしょうか。このホームページでは経絡の存在を証明することに心血を注いでいます。

 経絡内を循環するエネルギーの研究は21世紀に於ける大きな課題となっていくと考えられます。経絡内のエネルギーを整えることで形成する力を呼び起こさせ、自らの力にて疾病を克服し蘇生させる能力を人間が本来備え持っていた事が解ってきているからです。現在の西洋医学では東洋医学とは漢方医学を指しているように考えられていますが、東洋医学は経絡理論の中にこそ、21世紀の医学が必要としている本質があると言えます。現代医学を熟知している諸先生方は視点を変える必要があります。単純に身体内にある経絡内のエネルギーに均衡を与えるだけで難治性の疾病も改善して行く現実を目の当たりにすることでしょう。東洋医学とは身体内のエネルギーバランスを整える医学と言えるかもしれません。

 最近では遺伝子操作によるiPS細胞の発見がなされ、幹細胞の生成という新たな生命を再生させる領域までの研究が成功しています。すばらしい研究結果です。一方、東洋医学では経絡が解剖学的に分析され証明できないが故に、変化している組織細胞の営みに対して曖昧な見解しか見いだせていません、ですが、近年、皮膚電気抵抗器での経絡の測定や臨床例に法則性と再現性が認められる症例が見つかり、経絡の全貌が解りつつあります。

 身体は幹細胞より分化し、熟成された体細胞が作り出され、生体の営みが行われています。経絡内のエネルギーはこの体細胞に大きな影響を与えていると考えられます。何故なら、経絡内のエネルギーに均衡を与えるだけで疾病が修復される現実があるからです。

 身体の異常により生じた経絡内エネルギーにはエネルギーの過不足が発生しています。この、経絡間に於けるエネルギーの過不足に対して均衡を与えるだけで自然治癒力が発動し、薬や手術を必要とせず体細胞が本来の営みを取り戻し、疾病が蘇生することが解ってきています。単に、経絡内のエネルギーに均衡を与えるだけで、生体は本来の営みを取り戻して行くのです。人間が本来備え持っている力かも知れません。この事が認知されると人間は多くの疾病を克服することが出来るようになります。そして、多くの疾病を完治させることができる経絡内のエネルギーの在り方も解ってくるでしょう。自らに備わっている経絡内のエネルギーに均衡を与えることが破壊しようとしている細胞を形成する細胞に切り替えることができるようになります。こうした理論は今まで解っていませんでした。人間は自分の持っていた能力に気付く時が至ろうとしているかも知れません。