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東洋医学の古典に巨刺法、謬刺法なる気の調整法があります。簡単に述べると巨刺法とは経絡の支配領域にまで影響が及んだ疾患で、各経絡のセンターとも言うべき背部の兪穴にて調整します。右に虚証反応があるとその経絡の反対の兪穴を瀉し左右の気のアンバランスを調整し細胞臓腑の営みを快復させる手技です。
西洋医学の処置としてはステロイド懸濁液を結節部に注射します。圧痛は軽減しますが、病気の進行は止められません。テーブルの上に手を平らに置けなくなったり、指の曲がりがひどく手の機能が制限されている場合は、手術 という手段がとられます。筋膜は神経・血管・腱を包んでいるため、発病した筋膜を切除するのは困難です。デュピュイトラン拘縮は、筋膜の切除が不完全だと手術後に再発することがあります。
新経絡治療(バランス鍼法)による経絡診断 ばね指は女性に多い傾向があり、女性の場合、婦人科疾患との関連を見いだすことが出来ます。母指のばね指における経絡診断では、ばね指側の 肺経に虚証反応と上下で接続している肝経に実証反応が出ています。肺経と上下で接続している肝経の支配領域には卵巣があります。実証領域は気の循環が低下し組織の円滑な流れが阻害された状態となっています。このような実証領域には瀉法の処置(豪針・灸・低出力レーザー)を行うと処置後一過性ですが改善します。この瀉法の処置を持続させる方法として、左ばね指の場合では左肝経 で絡穴より足先の経穴に一ミリ位刺入する円皮鍼を貼り日々揉んで貰う指導をします。軽傷であれば時間とともに改善していきます。
但し、軽傷の場合では上記処置にて改善したりしますが、身体内に虚証がある場合では多少処置が異なってきます。まず虚証の処置を施した後、瀉法の処置を行います。ですがほとんどの母指ばね指において
ばね指側の肺経と対角にある肝経に虚証反応を確認することができます。
※基本的にはばね指となっている指に虚証反応が出ています。 @の経絡アンバランスが80%位の確率として出ています。 処置 Aの場合: 虚証となっている右ばね指肺経の経穴に皮膚接触固定鍼(皮内針)を置鍼します。しかる後、実証経絡となっている右大腸経・左肺経・右肝経・左胃経に豪針や灸を施します。 ※両方の母指がばね指になっているケースもあります。この場合には肺経と接続している左右の肝経のどちらが虚証か実証かを的確に確認することです。そして虚証となっている肝経と上下で接続している肺経の母指は痛くと瀉法の処置を施します。痛くとも指を揉みほぐすと改善してしまいます。 ※ばね指は痛ければそこに豪針を施術する対症療法では改善しません。手術しなくとも経絡のエネルギーバランスを整えるだけで簡単に改善する疾病と言えます。 ばね指は母指の他、中指に多く発生しています。 右中指がばね指の場合、経絡アンバランスは右小腸経・左心包経・右腎経・左膀胱経が実証で左腎経に虚証反応が出ています。左腎経の経穴(水泉穴等)に皮膚接触固定鍼(皮内針)を置鍼した後、右腎経に豪針を捻鍼したり、円皮鍼を置鍼して揉んで貰うと上下で接続している心包経支配領域の右中指のばね指は簡単に改善していきます。 ※女性が中指のばね指となっている時は腎経の支配領域では子宮に筋腫や 組織の機能低下を考慮する必要があります。 三焦経が支配している薬指のばね指は上下の関係で接続している胆経との電位差の緊張が関係しています。 右三焦経の支配領域である右薬指のばね指における経絡のアンバランスは右肺経・左三焦経・右胆経・左肝経が実証で左胆経に虚証反応がある可能性があります。処置は左胆経に虚証があれば虚証の処置として皮膚接触固定鍼(皮内針)を置鍼し、しかる後、右胆経に瀉法の処置を施します。虚証が無ければ右三焦経支配の右薬指と上下で接続している右胆経の経穴(陽陵泉穴等)に円皮鍼を置鍼して揉む指導を行います。又は豪針にて瀉法の量を増やします。
上記で述べたようにばね指は上下で接続している経絡間に於けるエネルギーのアンバランスを調整すると簡単に改善し出します。
身体内には電位差の過不足が発生しています。それらは経絡に反映しています。身体内における組織の営みと経絡内のエネルギーの変化は等しい係があり ます。よって、各経絡におけるエネルギーの格差を調整する事で組織の営みを正常な状態に整える事ができます。生態の営みと各経絡のエネルギー状態が等しい関係にあることを知る必要があります。
五十肩は一般的にこじれるとなかなか治りにくい疾病の一つ ですが、必ず完治する疾病でもあります。五十肩における西洋医学的見解は40〜50歳以後に起こる肩の痛みと肩関節の運動障害を伴う症状で、原因としては肩関節周囲炎、変形性肩関節症、肩関節抱縮等があげられ、特に老人性肩関節炎によることが多いと解釈されています。治療としては温湿布、超短波療法、入浴、マッザジ、運動療法の他、鎮痛薬、副腎皮質ホルモンの局部注射がなされています。
1 五十肩の初期症状
2 五十肩の中期症状 原因としては西洋医学的見解のように局所の肩関節周囲炎、変形性肩関節症、肩関節抱縮、老人性肩関節炎等が認められるとしても、あくまでもこれらの見解は結果を原因と見なしていると解釈出来るのです。 右五十肩の場合の原因において脂肪肝や大腸の機能低下等が考えられるケースがあります。右大腸経が実証となっているケースです。基本的に実証領域にはポリープ等が発生しやすい傾向があります。西洋医学ではポリープ等は悪性に移行しない限りにおいてたいしたことではないと考えられていますが、東洋医学では実証で身体内のエネルギー循環が悪くなった支配領域に相当します。頑固な肩こりや腰痛等の原因になります。こうした環境が長く続くと血液検査でも異常として確認が取れ出すのです。ベストの治療とは結果が出る前に整える処置と言えます。 五十肩の治療処置
よくある質問ですがこれだけの経絡に対しどのような処置を施したらよいのかと。新経絡治療バランス鍼法での処置は一穴にて全身が解放するポイントを選び出します。五十肩の疾病に対しては大腸兪穴に1_程度の円皮鍼を置鍼して固定。その鍼の上から揉んでもらうだけなのです。加えてその関連経脈に軽く鍼を施し体表より過剰な電気を抜き取ったり、各経絡の支配している指を揉み回しをして、軽い体操をしながら過剰に帯電している支配領域の電気を手足等の末梢より抜き取ってやればよいのです。実証領域は指を揉んだり間接を緩めるだけで、電気が頭より足の方へと移動していきます。そして自然と体外へ放電して行くのです。すると上記の経絡すべてに氣の移動が生じ、経絡間の電位差が自然と是正され、電位差が是正されると組織の働きが本来の営みを取り戻し五十肩が改善する経過を辿るのです。西洋医学においては温湿布、超短波療法、入浴、マッザジ、運動療法の他、鎮痛薬、副腎皮質ホルモンの局部注射等の処置がなされるようですが、こうした複雑な処置を必要としません。ただ身体内の電位を整えるだけで治癒させることが可能なのです。 ※五十肩を二度経験したときの経絡のアンバランス。 五十肩を二度経験する場合があります。例えば最初に右五十肩を経験し、その五十肩が完治した後、今度は左五十肩が発生するようなパターンですが、このようなケースでは二度目に逆の腕が五十肩となっても最初の五十肩になった経絡異常を考慮する必要があります。つまり最初の右五十肩を治療したパターンで治療方針を決定しなければならないことがあります。(特殊なケースとなります。) ※五十肩に似た急性の疾患。 五十肩でも急性疾患で、疼きを伴い力が入らなく腕を挙上出来なくなる病態があります。この疾患は手を添えてやると腕が挙上出来ます。このような病態における経絡の異常反応は肝経に虚証反応が出ていることが多く、井穴の測定において挙上困難な側の肝経に電気抵抗が低い電気が流れやすい虚証反応が計測されます。治療は挙上出来ない側の虚証反応が出ている肝経の支配領域で曲泉穴に皮内円皮鍼を置鍼すると瞬時に挙上可能となります。さらに肝経を虚証とした時のバランス鍼法の処置を施しておくと全体的に急速に全快する経過を辿ります。 ※五十肩診断におけるもう一つの見方(身体の歪みの影響)。 身体の歪みを確認する方法で、右肩上がりか、左肩上がりかを確認します。この時右肩上がりの場合 には右五十肩となりやすい傾向が多く高い比率となっています。そして右大腸経に実証反応が出ていることが多く、その場合右大腸経を中心とした処置を行った方が改善する傾向が見られます。初めての五十肩でも二回目の五十肩であっても治療は同じく右大腸経が実証としての処置を施します。左肩上がりの場合は左大腸経が実証で左右のどちらかが五十肩となっている傾向が見られます。 注意点としては右心経や右肺経や右胃経に虚証が在るかどうかを最初に確認する必要があります。虚証が在る場合には最初にそちらの処置を優先します。 ※ここまで大腸経が五十肩において中心的存在として述べてきましたが、最終段階になると大腸経側の陽経にも実証反応が残り、三焦経 や小腸経の緊張を改善することにより完全に改善することが出来ます。
背骨 (脊椎骨) の前方部分である椎体と椎体の間を連結している軟骨 (椎間板) が外に向かって 突出する現象で、脊髄や脊髄神経を圧迫し、痛みや痺れ、さらに手足の力が抜けたり、感じが鈍くなったりという神経の症状をひき起こします。西洋医学的処置としては特殊な場合を除いては安静、コルセット等により腰を支え、薬物療法や注射療法、手術などが行われています。 この腰部椎間板ヘルニアを東洋医学における十二経絡を運行する気(エネルギー)の過不足より調べてみると、痛みや痺れを引き起こしている側の肝経脈に*最大実証を認めることが出来ます。つまり、痛みや痺れを引き起こしている側の肝経脈の支配領域に組織的な異常が存在し、それらが骨を支える経絡間の経筋群に影響して筋の緊張と弛緩を引き起こし、椎間板が突出したものと考えることが出来ます。 肝経の支配領域ついて付け加えて述べると、教科書で定義されている支配領域に加えて、脊椎のすぐ横を走行している膀胱経の一行線上もまた肝経の支配領域となっていることを述べておきます。 腰部椎間板ヘルニアにおける経絡の異常パターンは肝経と上下で接続している肺経の虚証 ・左右の関係で疾患部位と対称にある肝経の虚証を考慮する必要があります。そして、最も多いのが虚証が無く実証のみで椎間板ヘルニアになっているパターンです。 @虚証が無く実証のみの腰部椎間板ヘルニアは、右に椎間板が突出している場合、右足に痺れと疼痛が生じます。根源の経絡異常は右肝経に実証反応が出ています。 左に椎間板が突出している場合、左足に痺れや疼痛が生じている場合は左肝経に実証反応が出ています。
A虚証の確認。 右肺経・左三焦経・右胆経・左肝経の支配領域に実証反応がある場合においては、身体の左側に腰部椎間板が突出しやすい環境となり、左足に痛み、痺れ等が発生しています。 しかる後、右肝経の虚証反応を確認します。 B右肺経・ 左大腸経・右胃経・左肝経の支配領域に実証反応がある場合においては身体の左側に腰部椎間板が突出しやすい環境となり、左足に痛み、痺れ等が発生しています。左肺経の虚証反応 を確認します。
左肺経・右三焦経・
左胆経・右肝経の支配領域に実証の場合に左肝経の虚証確認。 C右肩上がりの場合で右肺経・ 左三焦経・右胆経・左肝経の支配領域に実証 反応がある場合においての最大実証経絡は左肝経となります。そして、この最大実証経絡に実証の処置として経穴に円皮鍼を処置します。しかる後、関連実証経絡に瀉法の処置を施します。 「治療処置」 @の場合の処置で左に椎間板が突出して左側の足に痺れや疼痛が発生している時は左肝経の経穴に円皮鍼を処置します。加えて、実証となっている右胆経の経穴に円皮鍼を施します。 円皮鍼は針体が1,3ミリ程度位で実証経絡の支配領域の経穴に置鍼して揉んで貰います。ですが、皮膚に1,3ミリ刺入すると痛くて長時間揉むことが出来ません。そこで、気代謝誘導装置・天心システム・ポイントチェッカーの皮膚電気抵抗器にてツボを焼き出します。金属部分を皮膚にあて暫く通電していると一ミリ程度の焼けたツボが皮膚に出現します。このポイントに1,3ミリの円皮鍼を刺入して揉むようにします。焼けているツボに針体が納まると揉んでも痛くありません。揉むことにより筋群に大きな変化が起きます。 左側の足の痺れや疼痛は左肝経の実証が中心となりますが、加えて、右胆経の実証にも円皮鍼を施すと治療効果が期待できます。私の場合、左肝兪穴と右陽陵泉穴に円皮鍼を処置します。経穴が正確に取穴出来ると痺れや疼きが消えてしまいます。加えて、脊椎と骨盤の位置が正常になってきます。 虚証がある場合には虚証の処置を優先します。最後には@の処置を行えば腰部椎間板ヘルニアは完治します。 AorBの場合ではまず肺経 ・肝経の虚証反応を確認して、虚証があれば虚証経絡に皮膚接触固定鍼を貼ります。虚証があればまず虚証の処置を最初に行います。 加えてAの場合では関連する右肺経・ 左三焦経・右胆経・左肝経の支配領域に毫鍼・灸。低出力レーザーを施すと有効となります。 ですが椎間板が突出するくらいのアンバランスを生じている環境では実証経絡 への処置が不可欠となります。例えば、右肝経に虚証の処置を行った後、左肝経の経穴に実証の固定鍼を置鍼して揉む指導を行う必要があります。気の過不足における左右差を是正することにより治療効果が増します。
実証の円皮鍼とは1,3ミリの円皮鍼にサジカルテープを二〜三枚貼り合わせたものを下張りとして、実証経絡となっている左肝経のみに影響する経穴へ置鍼します。
天心システム・ポイントチェッカーを利用している場合にはツボ出しを行い、出たツボに刺すと痛くなく長時間改善を促す事が出来ます。
取穴は右中封穴or右肝兪穴等となります。 軽症では腰部椎間板が突出している側の肺経の虚証の処置や椎間板が突出していない側の肝経の虚証の処置にて改善してしまう場合があります。虚証反応が消えた後の処置は実証経絡に円皮鍼を置鍼しますが、置鍼した鍼を揉む指導をします。一日数回、一回に二〜三分位揉んで貰います。さらに、左足の第一趾を、回し揉みして貰います。指を回し揉みしても気を操作出来るからです。補足的に右肺経(母指)・左三焦経(薬指)・右胆経(第四趾)を回し揉みすると全体のバランスが取れて改善しやすくなります。
Bの場合はAと逆の処置となり、最大実証となっている右肝経に円皮鍼を施し各実証経絡へ瀉法の処置を施します。 Cの場合は最大実証経絡に円皮鍼を施し揉む指導を行います。7割程度の過剰エネルギーが最大実証経絡に集まって下降して行きます。軽傷の場合はこの処置にて改善して行きます。
* 最大実証経絡 最大実証経絡は手の経絡にあっては気が下降しやすいポイントを言い。足にあっては気が集まって降りてくる経絡の事を言います。これらの確認はドーゼ量を決定する上で重要となります。 最大実証経絡は十二経絡循環をベースとして割り出せる内容で、その最大実証経絡のみを操作するだけで全身の気を整えることが出来る経絡のことを言います。 最大実証経絡を割り出す条件としては肩上がりを決定することが条件の一つとなります。何故なら気の運行に於いて、肩が上がっている方から肩が下がっている足の方へ、各種治療操作を行うと気が移動し易い特質があるからです。 さらに右肩上がりで右肺経・左三焦経・右胆経・左肝経が実証の場合、手の左右は右肺経・左三焦経が実証ですが左右の経絡は陰陽の関係になく、右胆経・左肝経に於いては陰陽の関係となり、左右が陰陽の関係になっている方の実証度がきつくなります。 加えて右肩上がりですから、右肩より実証の気は左足へと下降しながら移動します。そして手より足の方の実証度がきついので、左肝経が最大実証となります。 これらは気の動向を観察する限りに於いて、空論である陰陽五行理論では割り出すことが出来ません。十二経絡が気の運行に合致しているからです。 我々はポイントチェッカーと言う装置を使用して、患者さんの気を誘導し治療ポイントを決定しますが、患者さんの気が動けば我々の身体にも共振するかのように気の動きが伝達されてきます。外界の動く実体の気は受信しやすくなります。 こうした気を感じ取ることは特殊能力のように理解している人がほとんどのように感じられますが、ホントは受信しているのに、気付かず忘れてしまっている、人間が本来備え持つ能力にしか過ぎず、我々の勉強会に参加された先生方はいとも簡単に体得されて行かれます。 こうした人間の受信能力に気付く時、段々と証の決定が確かなものとなり、誤魔化しの無い、誰にでも説明が出来る、法則性と再現性のある治療に立脚出来るようになるのです。
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